※1 外壁塗装に係る保険についての深いお話

この記事は、各種の保険に係る記事と連携するために書かれています。

——————————–※1 火災保険に係る保険についての深いお話——————————-

世の中には「保険会社は保険金を出し渋る敵」とするような風潮がありますが、

私は保険の携わる者として、一切そんなことはないと思っています。

保険金は必ず契約内容と法律に照らし合わせた額が支払われます。

人が行っていますので、中には間違いが生じてしまうことを否定できませんが、

それはかなり数の少ないレアケースだと思います。

ネット上では理性的な意見よりも激しいアンチコメントが目立ったりしますし、

マスコミは善悪よりもより盛り上がる方を推す傾向があったりします。

その影響で保険会社を「保険金を出し渋る敵」と捉えてしまい、保険会社を「よき相談会相手」や「味方」にできない人が多いことが残念でなりません。

特に「保険査定がすごく低くて、ブチ切れた」

といった話をしばしば聞きますが、

それは保険会社の出し渋りではなく、

必ず法的な理由があるはずです。

よくある理由の1つは改造車です。

改造に100万円掛けた車でも、車両そのものの価値が10万円であると、10万円の保険金しかおりないことがあります。

ただこの金額は保険会社が独自に決めた金額ではなく、「相場」や「法律」が定めた金額です。

1000万円の価値がある車であれば1000万円の保険金、10万円の価値がある車であれば10万円の保険金になるだけであり、保険会社が意図的に保険金額を下げて利ザヤを稼いでいるわけではありません。

「愛車」には思い出がいっぱいつまっていると思いますので、「金は要らないから元に戻せ!」と思いたくなる気持ちはもちろん分かります。

でも一般的に「法律」はそこまで加味されていないのが現実です。

これは人でも家でも同じです。

よくある理由の2つ目として、相手に怪我をさせられて歯の詰め物が割れて取れてしまったとします。

その際、自分は完ぺきに直したいと考えて高額な「インプラント」を希望しても、これは保険が下りません。

こういった損害賠償に関わる保険は、「元に戻す金額」しかでません。

よく「誠意を見せろ!」という言い方を耳にしますが、

言葉そのままを体で表すならば「丁寧に謝罪をする」ことが誠意です。

また謝罪に行く際に「3000円の菓子折り」や「お見舞金5000円」を持参してお渡しする程度が法的に「妥当」なものと言えますが、「誠意を見せろ!」と言った被害者は絶対に納得しないで揉めるでしょう。

ここにギャップがあると言えます。

法律を知らない素人が悪意なく「誠意」=「暗に過大な金銭を要求する」という反社会勢力のような考え方を信じ込んでいる「勘違い」がブチ切れの原因だったりします。

前述の通り、怪我する前の歯が安価な「銀歯」であれば、「銀歯」に直す治療費相当額の保険金がおりる仕組みでしかありません。

法的に定められた慰謝料が別途ありますが、法的に定められた金額が貰えるだけであり、自分が納得できる金銭を自由に設定できるわけではありません。

この勘違いが蔓延しているように感じます。

屋根も同じで、

仮に現在の家の屋根が安価なスレート屋根であったが、台風で破損したことをきっかけに火災保険を利用して高価な瓦屋に変更しようと考えても、安価なスレート屋根の修理代金分しか保険金はおりません。

ただし、安価なスレート屋根の修理代金分の保険金を受け取った上で、差額を自己負担して高価な瓦屋根に変更することは可能です。

こういったケースを選択する場合は、業者に考えを話し、「原状復帰見積書」と「実際に直す見積書」の2通を出してもらうとよいです。

特に隠さなくてはいけないことはありませんので、保険会社にもありのまま伝えると手続きがスムースです。

また保険金を受け取った上で未修理でもOKですが、この場合、出張見積もりをした業者は足がでるだけですので、業者によっては「見積もり鑑定料」を取られる場合があります。

見積鑑定するには、現場まで車を走らせて、屋根に登ってプロの作業をし、事務作業で見積書を作成したり、とプロが活動して経費も使っていますので当然と言えば当然です。

私個人の考えでは、消費者目線で言えば当然そんなもの絶対払いたくないですが、建築業だけでなく全業種で「未修理時の見積もり鑑定料負担」は必要だと思っています。

よって見積もり鑑定料請求があれば(しぶしぶかもしれませんが)ちゃんと払います。

損害賠償金には「弁護士基準任意保険基準」「自賠責保険基準」というものがあり、

相手弁護士や相手保険会社が一番安い「自賠責保険基準」の示談交渉を持ちかけてくる場合があります。

ただこれは「違法」ではありません。

が、できれば合法的に最大限多くの賠償金(保険金)を受け取りたいですので、

火災保険や自動車保険に「弁護士特約」を付けておくと、こういう時に頼りになります。

本章にありましたとおり

➁保険会社を上手く利用する

の参考になりましたら幸いです。

その他保険についての質問・相談、外壁塗装見積もりなどお気軽にご相談ください。

株式会社SHP

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